マツダはMX-5の35周年を祝うために、日本市場向けの特別バージョンを発表しました。これが「35周年モデル」で、アーティザンレッドプレミアムメタリックカラーを採用しています。
この広島ブランドのアイコニックなモデルの特別な記念バージョンは、ファブリックルーフのソフトトップと、電動で格納可能なハードトップを備えたRFの2つのボディスタイルで提供されます。
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この記念版の特筆すべき特徴は、アーティザンレッドプレミアムメタリックのボディペイントです。この特別な塗料は、マツダが採用する「匠塗り」と呼ばれる独自の塗装技術を使用した4番目の塗料です。この技術により、大量生産ラインで高精度かつ高品質の塗料が生産され、熟練した職人によって手塗りされたかのような外観を実現しています。
直射日光の下では、細かい粒子の透明な赤の強烈な輝きが見られ、日陰の部分では、基調となる色が高コントラストの表現を生み出し、形状の強さと美しさを引き立てるしっかりとした深みと豊かさを生み出します。
このカラーは、マツダの最近発売された最上級SUV、マツダCX-80で初めて導入され、今回の記念バージョンで人気のロードスターにデビューします。
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装備に関しては、日本で販売されている最上級バージョンに典型的に見られる機能に加え、外装にはリアホイールアーチの横に配置された番号付きプレートと、8本のダブルスポークを持つ17インチのアルミホイールが光沢仕上げで装備されています。
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内装には、ダッシュボード、ドア、シートにライトブラウンのレザーが使用されており、ヘッドレストには「35周年記念」のエンボス加工が施されています。また、ステアリングホイール、ギアシフトノブ、ハンドブレーキレバーにはコントラストステッチが施されています。さらに、エアベント内にはダークレッドの装飾があり、フロアマットやオーバーレイはよりダークブラウンで、全体のデザインを引き立て、ブラックの要素と対比しています。
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マツダは、この記念バージョンを日本市場向けに1,000台生産することを発表しました。これは、132馬力を発生する1.5リッターSkyactiv-Gエンジンと6速マニュアルトランスミッションを搭載したソフトトップバージョンと、184馬力を発生する2.0リッターSkyactiv-Gエンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッションまたは6速オートマチックトランスミッションを選べるリトラクタブルハードトップバリアントに分かれています。