フォルクスワーゲンは、ドイツのヴォルフスブルク工場でブランドの新しいファミリーSUVであるテイロンの生産を開始したと発表しました。
このモデルはティグアンオールスペースの後継で、5人または7人乗りの構成と、上位バリアントには全輪駆動が提供されています。MQBエボプラットフォームを基にしており、100キロメートル以上の電動航続距離を提供する新世代のプラグインハイブリッド(eHybrid)パワートレインを搭載しています。電動バリアントに加えて、テイロンにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンも含まれています。
今週生産ラインを初めて通過したテイロンは、ウルトラバイオレットメタリックのモデルで、2.0リッターTDIエンジンとパノラミックルーフを装備しています。今後数週間で、VWディーラー向けの展示およびデモ車両がヴォルフスブルクで生産される予定です。
「テイロンの生産開始は、ヴォルフスブルク工場にとって重要なマイルストーンです。新しいSUVが前任者であるティグアンオールスペースの成功を引き継ぎ、雇用の安定に大きく貢献することを確信しています。中国の顧客はすでにこのモデルに興奮しており、テイロンはヨーロッパでも多くの購入者を見つけるでしょう」と、フォルクスワーゲンの総務副社長ユルゲン・マンコフが述べました。
テイロンは、トゥアレグに次ぐVWブランドのヨーロッパにおける2番目に大きなSUVであり、来春市場に登場する予定です。