フィアット・グランデ・パンダが、世界で最も重要なデザイン賞の一つである「レッドドットアワード2025」の「プロダクトデザイン」部門で受賞しました。このニュースは、ドイツ・エッセンで開催されたデザイナーズナイトイベントで発表され、43人の専門家からなる国際審査員が集まりました。
このモデルは、内外装のスタイルと機能性の組み合わせが評価され、1980年代のオリジナル・パンダを思わせるモダンな外観を特徴としています。視覚的なハイライトの一つは、PXL LED技術を用いた光るサインで、レトロなビデオゲームやイタリアの産業建築のアイコンであるリンゴット工場の窓のデザインを参照しています。
さらに、自動車業界では初めて、飲料パッケージからのリサイクルアルミニウムとプラスチックが内装の青いプラスチックに統合されており、1台の車両あたり140個のリサイクルパッケージに相当します。フィアットは、グランデ・パンダ・ラ・プリマのダッシュボードに使用される持続可能な竹ベースの生地、BAMBOXバンブーファイバー・テックスでも新しい道を切り開いています。
「グランデ・パンダの目標は、シンプルさ、独創性、スタイルを組み合わせることでした。フィアットのDNAの進化を体現する車でレッドドットアワードを受賞できたことは、大きな誇りです。この名誉ある賞は、責任あるモビリティが今でも感情を呼び起こすことができるということを示していると考えています。」とフィアットのCEO、オリビエ・フランソワは述べました。