イギリスのサンダーランドにある日産工場は、JATCOが新しい生産ユニットを開設した2026年から新しいエンジンを使用し始める予定です。この生産ユニットはパワートレイングループを生産します。
新しい生産ユニットは最大183の雇用を創出し、隣接する日産工場向けに電動パワートレイングループを生産します。最初はエンジン、インバーター、減速機をモジュール化し統合した3-in-1パワートレイングループが提供され、これによりサイズが小さく軽量化されます。
JATCOは日本に本社を置く自動車用トランスミッションのメーカーで、1970年の設立以来、世界の自動車市場に1億2900万台以上の自動トランスミッションを供給してきました。
同社は2008年以降、世界中でCVTの最大シェアを保持しており、サンダーランド工場での生産能力が340,000ユニットに達することを期待しています。
「私たちは日産との長く実りあるパートナーシップを築いてきました。3-in-1パワートレイングループの製造をイギリスに持ち込むことができ、とても嬉しく思っています。これはメキシコ、中国、タイに続く海外生産施設を持つ4番目の国になります」と、JATCOのCEOである佐藤智義氏は述べました。