日産は、アメリカ・カリフォルニア州とブラジル・サンパウロのデザインセンターを閉鎖し、ロンドンと日本での業務を縮小します。
「ロイター」によると、今回発表された措置は、日産のグローバルデザイン組織の再編成戦略の一環であり、2025年度末までに完了する見込みで、業務の最適化を目指しています。
このように、日産はデザイン組織をロサンゼルス、ロンドン、上海、東京、そして日本の厚木の5つのセンターに統合する意向です。
さらに、ロサンゼルスの「スタジオ6」は、アメリカにおけるブランドの主要デザインセンターとなり、ロンドンはアフリカ、中東、インド、ヨーロッパ、オセアニア地域をサポートし、パートナーのルノーと協力します。
なお、日産のCEOであるイバン・エスピノサは4月に就任し、5月には「Re:Nissan」と呼ばれる会社の再構築計画を明らかにしました。この計画は固定費を削減し、利益を増加させることを目的としており、日本の自動車メーカーの日産のグローバル生産能力を350万台から250万台に削減し、2027年度までに7つの生産拠点を閉鎖することを含んでいます。