25年の歴史に幕を閉じ、メルセデス・ベンツはsmart Fortwoの生産を終了しました。最後のモデルである完全な電気自動車のFortwo Cabrioは、3月末にフランスの工場で生産ラインを降りました。
「計画によれば、現行の2人乗りモデルであるsmart EQ Fortwo CoupéとCabrioの生産は2024年3月末に終了する予定です」と、同社の広報担当者はドイツの新聞「Der Spiegel」に明かしました。
このよく知られた2人乗りモデルは、当初1990年代に電気自動車として設計されましたが、後に内燃機関モデルも追加されました。何百万台ものユニットが生産されました。
2019年、メルセデスはGeelyとの合弁会社を設立し、smartを管理することになりました。同年、ブランドは内燃機関モデルの生産を終了し、smartは最初の欧州の電気自動車ブランドとなりました。
なお、smartは現在、電気クロスオーバー車である新しいsmart #1と、国内市場に導入されたばかりのクーペであるsmart #3を展開しています。