ホンダは、英国で7月に開催される「グッドウッド フェスティバル オブ スピード」に出展し、最新の革新技術を披露することを発表しました。その中には、100%電動のシティカーであるスーパーヴィーのプロトタイプが含まれています。
イベントで世界初公開されるスーパーヴィーコンセプトは、グッドウッドの約2kmのコースを走行し、Aセグメントのコンパクト電気自動車が実用性とホンダならではの「運転の楽しさ」を兼ね備えていることを示します。
このコンパクトプロトタイプの詳細は明らかにされていませんが、ホンダはスーパーヴィーがコンパクト車特有のスポーティなドライビング体験を活かし、ダイナミックで刺激的な走行を提供することを述べています。
将来的なグローバル展開を目指しているため、この新モデルはヨーロッパ市場に登場することになります。ホンダはすでにグッドウッドイベントの前に、目を引く紫の迷彩を施したテスト車両を使用して、英国での道路テストを実施しています。
スーパーヴィーに加えて、ホンダはグッドウッドで、今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催されたCES 2025でデビューしたホンダ0 SUVプロトタイプも展示し、ヨーロッパでの初披露を行います。
日本のブランドは、昨年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで発表されたモデルに続いて、新しいプレリュードのプロトタイプと、ヨーロッパ市場向けに40台限定のモデルであるシビックタイプRアルティメットエディションの2つのモデルのデモンストレーションを実施すると発表しました。このモデルは、ホンダのこのスポーティバージョンがヨーロッパからの別れを告げることを示しています。