ダチアはモデルラインアップの拡大を進めることを目指しており、ブランドのCEOであるドニ・ル・ヴォは「オートカー」に対し、ルノーの子会社が2025年末に新しい5カ年計画を発表する予定であることを明らかにしました。この計画の目標は、手頃な価格の車両を生産し続けるというコミットメントを維持しながら、ブランドの電動モビリティを推進することです。
新しい計画には、2027/28年までに電動サンデロが登場することや、Cセグメント向けの追加モデル、そして小型電動SUVスプリングの後継としての新しいエントリーレベルの電動モデルが含まれています。
新しいサンデロについて、ドニ・ル・ヴォは電動モデルの技術仕様を年末までに確定させるべきだと述べ、コンパクトカーの技術革新とコスト削減を最大化することを目指しています。また、ル・ヴォによれば、スプリングの後継モデルは中国で開発されますが、現在のモデルとは異なり、ヨーロッパで製造される予定です。さらに、現在の世代よりも大きくなるとのことです。
新しい電動サンデロとスプリングに加えて、ダチアはビグスターでデビューしたC-SUVセグメントのラインアップを強化する計画を立てています。この点について、ドニ・ル・ヴォは「オートカー」に対し、ブランドが今後数年内にビグスターよりも大きなモデルを提供する準備を進めていることを確認しました。