ザガートは、自動車ボディの設計と製造を専門とするイタリアの名門企業であり、その歴史には世界で最もオリジナルなモデルがいくつかあります。
今回、ザガートはイタリアのコモ湖で行われるフオリコンコルソで、AGTZツインテールというモデルを発表し、ポーランドのスーパーカーディーラーであるラ・スクアドラとのコラボレーションで限定19台のみ製造されることを発表しました。この魅力的なデザインモデルは、1960年代のアルピーヌA220に触発されており、ショートテールとロングテールを特徴としています。最も驚くべき点は、ロングセクションが取り外し可能であり、Top Gearによれば、ロングセクションの取り付けや取り外しにはたった5分しかかからないとのことです。
リアセクションに加えて、イタリアのカスタマイザーはこのAGTZツインテールに、カーボンファイバーコンポーネントからなるボディを装備しました。これには新しいエアインテークを備えたフロントパネル、カスタムフード、そしてより大きなヘッドライトを持つシグネチャーライティングも含まれています。
ZagatoはすでにAGTZ Twin Tailの価格が税抜きで€650,000であることを発表しており、アルピーヌA100と同じメカニズムを備えています。つまり、1.8リットルのターボチャージャー付き4気筒エンジンと7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされています。さらに、Zagatoはこのモデルを19台生産し、最大300馬力の出力にチューニングすることができると述べています。
Zagatoはこのフランス風スポーツカーの製造と組み立てに必要な時間が1000時間であると主張し、それがこのAGTX Twin Tailの高価格を正当化していると述べています。