マクラーレンは、2020年に製造された765LTスーパーカーの約200台を、リアウィンドウの問題によりリコールしたことを発表しました。
この問題は、アメリカの道路安全を担当するNHTSAによって特定され、スーパーカーの所有者からポリカーボネート製のリアウィンドウが接着剤の欠陥によりフレームから外れる可能性があるとの苦情が寄せられたことがきっかけです。
マクラーレン765LTの163台のリコールは、2020年8月3日から2021年5月19日までに製造されたモデルが対象で、スパイダーなどの他のバリエーションは含まれていません。
しかし、マクラーレンは影響を受けた所有者に対し、接着剤が劣化し始めるとポリカーボネートウィンドウの周辺で奇妙な音がすることに気づくかもしれないと警告しており、問題が解決されるまでウィンドウを開けた状態で155 km/hを超えないこと、また765LTスーパーカーをサーキットで運転しないようにすることを推奨しています。